尾ノ島の滝

長野県の滝・木曽町

尾の島の滝

  ある程度迫力があるとの予想で訪問しましたが、想像以上の迫力に驚きました。
 落差は約25m、水量はかなり豊富なため滝前に立つと全身に飛沫が舞い降りてきて、気持ちがいいと思いきや、訪問日は台風並みに発達した低気圧が日本海にあった影響で、 物凄い風が吹き荒れる中、滝の飛沫に加えて小雨まで降ってくる状況。物凄い風で傘も差せず、ザックカバーを頭にかぶり(笑)


 滝の正面から撮影を試みましたが、すぐにレンズが濡れてしまい諦めました。
 天候悪化のため落ち着いて眺められなかったのは残念でしたが、滝としての魅力と迫力を十分兼ね備えた素晴らしい滝です。


 計画では「尾の島の滝」見物後、御岳山登山道途中から見える 百間滝 に向かう予定でしたが、強風により断念。
 唐沢の滝 へと向かう途中(地蔵峠にある御岳展望台付近)、素晴らしい光景に出会いました。


レインボーブリッジ

 今まで虹を何度も見たことはありますが、所謂「レインボーブリッジ」は初めてだったこともあり、晴れているのに小雨と強風が吹き荒れる中、1時間以上も虹を眺めてしまいました。
 訪問日の滝巡り計画序盤で、早くも計画を一部断念せざるを得ない嫌なムードを吹き飛ばしてくれるような光景は、素晴らしかった。しかし、その後の予定が大幅に狂ったことは言うまでもありません(笑)


【現地案内板より】

 この滝は「尾の島の滝」と称し、御嶽行者の霊場として有名です。
 天明年間(1781〜1788)、御嶽開山の祖・覚明行者はこの滝の幽玄な景観に感応し、この地からの御嶽登山を思い立ち、滝に打たれての「水行」満願の日、山頂に向かったと言われています。
 その後、「冷川上流のオノシマという滝で苦行し、自ら覚明法流空明と称した」と文献にあることから、木食空明もここに篭ったといわれています。

【アクセス情報】

 国道361号線から開田高原方面へ向かい、脇道に入り少し進むと専用駐車場(3,4台)があります。
 脇道は砂利道ですが、セダン車でも問題ない程度。  駐車場からは5分前後で滝前へ


マップの位置は 遊歩道への分岐点 (地形図 〈緑の〇 〉


 地形図

 尾ノ島の滝 地形図

 駐車場 ・遊歩道入口

 尾ノ島の滝 地形図


長野県の滝に戻る