霧降りの滝
【 千綿渓谷 】
長崎県 東彼杵町
落差は27m 水量は何とか確認できるレベル、
残念ながらこの水量では 本質的にビミョ〜 ( 滝巡りの話 第16話 参照 ) な状況でした。
観瀑台から川に下りる遊歩道があり、何とか滝の魅力を感じるアングルを求めて下りてみたのですがイマイチ、
それならばと、望遠で迫ってみましたが印象は変わらず・・・。
岩の造形は悪くないのですが、滝の本質部分の欠落は見応えに直結、
落差は申し分ない レベルでも、この水量ではどうにもなりませんでした。
地図を見ると水源は上流部の かのまる池 、周囲には畑が広がっており、その影響があるのかもしれません。
観賞派としては少し残念、とはいえ 水の有効利用 という側面があり、何とも悩ましい滝見となりました。
おそらく水量が増せば、見応えは一気にアップすると思いますので、いつの日か機会があれば・・・。
余談ですが、訪問時は特に情報収集せずに訪問、千綿川沿いから霧降りの滝を眺めている限り、上流に池や畑があることなど全く想像できない雰囲気。
その後、このページを作成している際、地図の航空写真でそのことを認識、滝の上流部の状況に少し驚きました。
【 現地案内板より 1 】
昔は現在よりも水量が多く、水しぶきが空を覆ってしまうほど激しかったと考えられる雄大な滝です。
【 現地案内板より 2 】
千綿渓龍頭泉は、幕末の儒学者広瀬淡窓が訪れ、千綿渓四十八潭と称した、奇岩と瀑布に象徴される、まさに山水画の世界です。
その中でも霧降りの滝は落差27mに及び、渓谷中で最も高低差のある雄大さと美しさを併せ持つ滝です。
【 アクセス等 】
専用の駐車場はありませんが、近くに路肩スペースがあります。
道路沿いに標識と立派な観瀑台があり、更に渓谷に下りる遊歩道も整備されています。
道幅が狭いので 運転注意 です。