裏見ケ滝
東京都の滝・八丈町
現地案内板より
三原川が人家に近づいて、中之郷の水田用水路と交叉する時、三原川は滝となって落下し、用水路とそれに沿った道路は滝の内側を通るので、流れ落ちる滝の簾を内側から見ることになる。
そこで裏見ケ滝と呼ぶようになった。大変珍しい景観なので、見物にやって来る者も多い。しかし、文字を見ないて発音だけ聞くと「恨みの滝」と思うらしいが、文字を見ると「裏見か」と感応する。
「裏見滝を見た」と知り合いから情報を頂き、心躍りながら場所を尋ねると八丈島、気軽には訪問出来ないと半ば諦めていた。
ところが、偶然にもその機会が・・・、とはいえ観光がメインではない上に日帰りの過密日程、わずかの時間を利用し何とか訪問。
落差は10m、水量が乏しいのは残念でしたが、確かに裏側から見られる事を自身の目で確認できました。
遊歩道入口から滝までは数分、滝壺を取り囲むように歩道が整備され、様々な角度から眺められます。また近くに無料の裏見ケ滝温があります。
島内にはこの滝以外に、硫黄滝、唐滝、御幸の滝、大滝等があるようで、機会があれば・・・。
余談ですが、訪問したのは11月半ば、紅葉を期待していたものの緑一色、八丈富士を遠望できる場所から見渡しても色付いている様子はない。
気になって島の人に聞くと、八丈島では紅葉しないとのことでした。
特産は「くさや(私はどうも苦手)」に「焼酎」など、また不思議だったのが車のナンバー、『品川』です。
南国の雰囲気に浸ろうとしていた気分は、一瞬(゚Д゚;)でしたが、それ以外見るもの全てが新鮮でした。