潜竜ヶ滝
長崎県 佐世保市
【 現地案内板より 】
潜龍ヶ滝 (潜龍水)
「潜龍水」は、江迎川(えむかえがわ)上流の 高さ21m の 玄武岩に懸かり、上端部の突起により 男滝(おだき) と 女滝(めだき) の2条に分かれる滝である。 直下の滝壺は飛瀑とは対照的に清逸な青藍色の水を湛える。
その約90m下方では岩が流れを阻み、 布引の滝と不動の滝 に分かれる。
平戸藩10代藩主 松浦熈(まつうらひろむ) が文政12年(1829)に領内を巡見しら際に滝壺から龍が頭を表したように見えたため、2条の滝が持つ神聖な風致に感銘して「潜龍」と命名した。
照葉樹の樹叢が覆う「潜龍水」の一帯では今なお水行を行う行者の姿があり、 布引の滝と不動の滝 を含め聖域として風致と遺風を伝える。
かろうじて2条を確認できる程度の水量でしたが、岩の造形を含めた全体の雰囲気も良く、中々の見応えで愉しめました ♪
下流に 布引の滝と不動の滝 があります。
【 アクセス等 】
駐車スペースがあり、周辺は 潜竜ヶ滝公園 として整備されています。
奥に続く遊歩道利用で 10分程度