長次郎の滝
鹿児島県 錦江町
落差は30m、訪問時の水量は文句なし、滝口から放たれた水は曲がったことは許さないかの如く、一直線に落下しています。
こういった シンプルな滝 は被写体として変化が少なく、やや味気ないと感じる人 (写真好きに多い?) もいるようですが、
私にとっては大好きなタイプ、 筋の通った力強い水の軌跡は眺めていて痛快 です。
滝前は開けていて開放感たっぷり、周囲の岩壁も中々の趣、滝を含めた全体の雰囲気も良い感じ♪
一見すると一本の滝ですが、滝口を良く見ると両側からの二つの滝が交差合流、一筋になっているのがわかります (映像参照)
【 現地案内板より 】
福禄寿の滝 (幸運・生活安定・長寿の滝)
〜 神ノ川七滝伝説 〜
古来、神ノ川火口付近にはこの土地を治める雄城(高城)と雌城(現在の城)があり、その周りには七つの土地「ぜんづき・瀬戸・上・下・西・栫(かこい)の坂・御崎」があった。
雌城の下に諏訪神社大明神があり、雄城の藤原義光はとりわけこの神社の雌城を愛し、通っていたという。
それをよく思っていなかった七つの滝に住む大鰻は洪水をおこし、河口一帯を流してしまった。
これをかわいそうに思った七つの土地の主は七福神となり七つの滝の大鰻を鎮めるために鎮座したという。
それ以来、大きな洪水もなく河口付近は農業・漁業など産業が栄え、滝付近から流れ出るわき水を飲むと健康増進・長寿のご利益があると伝えられている。
【 アクセス等 】
道路からすぐ、展望デッキが整備されており、誰もが装いに関係なく気軽に楽しめます。
専用の駐車場はありませんが、道幅があるので路駐可能
マップコード (滝前路肩付近) 170 337 526*44