雄川の滝
鹿児島県 南大隅町
【 現地案内板より 】
雄川の滝は 落差46m、幅60m の滝として近年多くの観光客が訪れているが、『小川瀑布』として島津家の手掛けた三国名勝図絵にも下記のような内容で紹介されています。
花瀬川と麗川が合流してから落ちる高さ25.6間(47〜8m)、幅50間(90m)。
滝壺の深さは33尋(50m)あるという。滝の下流の両崖は30間(48m)の高さでまるで屏風のように屹立している。
宝暦元年、円徳公(島津家当主24代島津重年)はここにも遊覧している。
雄川の滝には、大正9年(1920年)に水力発電所が建設され、滝の上流は発電所の取水口になっており水量は減少したものの、荒々しい岩があらわになった渓谷で、雄大な自然を満喫できる場所となっています。昭和31年(1956年)には九州電力(株)が建設した中で水力発電所としては、県内最大級となっており錦江町と南大隅町の一般家庭の電力を賄える程の発電量となっています。滝つぼはさほど深くないものの透明感があり、エメラルドブルーに輝く水面も見所ポイントの一つになっています。
南国の砂浜 & 岩壁も印象的 ♪
滝前は開放的、上方展望台(別ルート)からも愉しめます。
水の透明度が高い ♪
岩の造形を含めた、全体の雰囲気も良い ♪
【 現地案内板より 】
『 小川瀑布 』 三国名勝図絵
【 アクセス等 】
専用の広い 駐車場(下流側) があります。
遊歩道が整備され、20分程度で滝前。
駐車場(下流側)
上流展望台 駐車場