常布の滝

日本の滝百選】 群馬県の滝・草津町

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 関東地方にある日本の滝百選の中で、早戸大滝に次いで道中の難易度が高いのが常布の滝です。
 以前から訪問したいと思いつつも、アクセスの不安や天候不良、熊出没情報などにより計画倒れとなっていましたが、ついに対面することができました。

 落差は40m、異様な色を纏った絶壁に囲まれて、長い年月をかけ削り取られた滝口から勢い良く落下しています。


 見事な景観であることは言うまでもありませんが、この滝ならではの不気味な雰囲気、一見の価値があります。

 滝壺に下りて見上げれば、突き抜けるような青空、鮮やかな緑、力強い滝筋、そして不気味な岩肌のコントラストが眩しく、正に絶景。また、訪問時は雲ひとつない最高の天気に恵まれ、更に虹も加わりとっても印象的な滝となりました。

 余談ですが、予定では滝壺に1時間の滞在予定でしたが、見事な景観を前に時を忘れて見入ってしまい、結局予定を大幅オーバーの3時間以上(その間誰も訪れず、独占状態)も滞在してしまいました。  熊ちゃん(これはお断り(笑))にもシカにも出会いませんでしたが、アブの大群に囲まれて苦労しました。

 11月前後に熊と遭遇したとの情報を頂きました。11月に限らず訪問される方は熊に十分ご注意ください。

【アクセス等】

展望所より先に続く、滝壺へ向かうための遊歩道は、崩落により度々通行禁止になっているようです。
訪問に際して、草津町等から最新情報を取得してください

国道292号線⇒ 天狗山第六駐車場 
 林道⇒(約40分)⇒ 展望台⇒(約30分)⇒ 滝壺

入口を間違えなければ、途中道に迷うような場所はありませんでしたが、
滝壺へ向かう登山道には踏み跡程度(踏み跡も消滅)の場所があり要注意

国道292号線(天狗山第六駐車場)
入口看板

 天狗山第六駐車場を駐車するのが無難ですが、入口から続く砂利道を進むと、舗装路になり時間短縮も可能です。

 天狗山第六駐車場から展望台までは、徒歩で40分前後。
 奥に続く道を車利用で先にある路肩に停めた場合は、20分前後の時間短縮が可能です。

 展望台からは遠望になります
展望台から

 320mm(35mm換算)の望遠で↓のように見えます320mの望遠

 更に登山道を奥に進むと(約10分)滝壺に向かう遊歩道(登山道)入口があり、そこから約30分。
案内板

【関連リンク】

訪問に際し、参考にさせて頂いた keiさん のサイトです。
 豊富な画像とともに、詳細なアクセス情報が満載です。

滝と旅の写真集

常布の滝の他、日本の滝百選の情報は必見です。


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