早滝

群馬県の滝・神流町

早滝
早滝早滝
早滝
早滝

 本格的?な氷瀑を自分自身の目で未だ見たことがなかった事もあり、実際に滝を前にして非常に強烈な印象を受けました。
 いつもの事ながら画像では小さく感じ、中々その迫力を表現し難いのですが、落差は雪の無い時期で約40m、氷柱はそこまでは無いにしろ巨大であるかを想像して頂けるのではないでしょうか。落ち葉が積もり重なった登山道を辿り、遠方に白い物体が見え隠れした時の感動は表現できません。

 滝に近付けば、氷柱全体の美しさもさることながら、個々の断片どれ一つとっても同じ形をした物がなく、様々な形に成長した氷片一つ一つに魂が宿っているかのようにすら感じます。丁度、氷柱の中盤辺りが上部から落下した氷があったのか一部が抉られています。よく松ぼっくりに例えられる氷瀑、数え切れない程の細かい氷柱が幾重にも重なている状態は正に芸術作品で、自然の不思議さを改めて感じさせてくれます。

 気が付けば氷瀑の前で2時間以上も経過し、帰路の決心をしても非常に名残惜しく、何度も何度も後を振り返りながらその場を後にしました。

 尚、訪問時には滝まで雪がありませんでしたので、積雪時の通行路状況は不明です。滝壺付近は何度か氷が落下してきましたので頭上にも注意が必要と思われます。かなり大きい氷が落ちてきて、周囲に氷粒が飛び散り思わず後ろを向きましたが怖い思いをしました。


【 アクセス等 】

国道462号線 ⇒ 県道46号線(富岡神流線) ⇒ 看板あり

県道分岐(看板)

少し下りていくと(砂利)、廃屋らしきものがあり、登山道案内看板

分岐付近に2台停めるスペースあり(セダン車はここまでが無難)

看板からも林道が伸びていてアウトドア仕様車であれば、更に奥まで通行可能で、途中に駐車可能スペースありますが、非常に悪路となります


林道から右側へ登山道(案内板あり)


途中に鎖場あり ⇒ 100m看板まではしっかりした登山道


終盤に看板、その後は踏み後程度なので自己判断で滝壺へ



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