三重の滝
山梨県の滝・西沢渓谷
大久保の滝を後に先へ進むと、七つ釜五段の滝の前座とも言える三重の滝がその姿を現します。
その名の通り三重(三段)になり全体としては10m程度の落差、水量は多いですが釜を介して流れ落ちるので個々の落差自体はそれ程でもありません。
しかし、流身はとてつもなく美しいです。勿論静止画ならではの表現ではありますが、青々とした釜から溢れるように流れ落ちる最下段の姿に、思わず「美しい!」と口ずさまずにはいられませんでした。
本当に素晴らしいの一言で、とにかく日常の混沌とした雰囲気を一瞬にして洗い流してくれること間違いなし。滝前に設けられた観瀑台が広く、とても整備されていますので足場を気にせず心行くまで滝を堪能できます。
滝巡りの話 第1話 「 心掛けている事 」 滝巡りの楽しみの一つに、人との「出会い」があります。それは駐車場であったり登山道だったり、勿論滝壺も。日頃見ず知らずの人に出合ったとしても、何らかの理由が無い限り挨拶するなど有り得ない事ですが、滝巡り道中では違和感なく交わします(観光滝では無理ですが)。 そんな時にいつも心がけているのは、 相手より先に挨拶する こと。気がつかなかったり、何処か声をかけずらい雰囲気を感じ、タイミングを失ったりと必ず成功するとは限らないのですが、その時の相手の反応でその後の状況が大きく変動します。 挨拶だけで終わってしまう場合もあれば、30分以上も会話が弾んだり、時には1時間以上も長話をしてしまい、当日の訪問計画を修正せざるを得ず ちょっと話し過ぎたなぁ・・・ などと反省する事も。 稀に 無視され複雑な気持ち になることもありますが、この 出会い 、良くも悪くも 貴重な思い出 です。 ⇒ 第2話 |
【アクセス】
国道140号線 ⇒ 西沢渓谷無料(有料)駐車場 又は、道の駅みとみ
⇒ 滝見遊歩道 ⇒ 大久保の滝(40分前後) ⇒ 三重の滝(50分前後)