養老の滝
【 日本の滝百選 】
岐阜県 養老町
落差30m、訪問時の水量は適度で透明度も高く好印象、強烈とまではいきませんが十分な見応えがあります。
マイナス要素として、人気の観光名所のため滝前は賑やか、落ち着いて眺めたい人にはやや難ありといったところでしょうか。
逆に整備は十分、誰もが装いに関係なく安心して 滝と触れ合うことができる 環境が整っています♪
なお訪問時、滝前でプロの方が広告用の写真を撮影されていました。
更に同行していた 養老サイダー復刻プロジェクト の有志の方と出会い雑談タイム。
製造者の諸々の事情で消滅してしまった 養老サイダー の復刻や今後についての話を聞くことができました。
【 養老神社内にある菊水泉・養老サイダー 】
『 東の三ツ矢 、 西の養老 』 とのことで、三ツ矢サイダーが好きな私も初めて試してみることに・・・。
ところが数量限定らしく二軒のお店で既に売切れ、ダメ元で尋ねた三軒目でようやくラスト一本を発見、暑さに加えて手に入れるまでに一苦労したこともあり、美味しさアップ♪
ちなみに 養老山麓サイダー というのがありますが、 復刻版 養老サイダー とは別物です。
(養老山麓サイダーは、尋ねた三軒全てに在庫がありました)
近くには、気になっている 養老天命反転地 という施設があるのですが、
時間の余裕がなく今回は断念、いつか訪問してみたいと思っています。
【 現地案内板より 】
養老の滝は「日本の滝百選」並びに環境庁の「名水百選」に選ばれている名瀑、名水です。また、水がお酒になった親孝行の「養老孝子伝説」など故事来歴のある優れた霊水です。
奈良時代、元正天皇は「万病を癒す薬の水」との報告を受けられ、美濃の国多度山の美泉に行幸されました。
史書「続日本紀」に記述されている元正天皇のお言葉があります。
「自分の手で顔を洗ったら、皮膚はつるつると奇麗になり、痛むところも治った。また、この水を飲み、浴した人は白髪も黒くなり、はげた髪も新しく生え、見えにくくなった目も明るくなった。目出度いことです。この水は真に老を養う若返りの水です」
元正天皇は、「醸泉は、美泉なり。以て労を養うべし、蓋し水の精なればなし。天下に大赦して、霊亀三年を改め、養老元年の為すべし」と詔なさって、西暦717年に年号を「養老」と改められました。
名水百選「養老の滝・菊水泉」の「菊水泉」は、滝から約500m下の養老神社境内にあります。今では滝と泉が上と下に分かれていますが、もともとは滝の瀬として一つの流れでした。
養老山から流れ出る水は、石灰岩層を浸透してきたもので、炭酸分やミネラルを含み爽やかで甘美な水です。元正天皇がお言葉された「長寿、若返り、健康」の霊水でもあります。
【 アクセス等 】
有名な観光地、周辺は 養老公園 として整備されています。
駐車場は 公園管理(無料) と 民営(有料) があり、お好みで選択可能
所要時間は駐車場所や体力により変動し、5分〜45分程度 です。
ちなみに私は予習せずに訪問したため、無料駐車場の存在を知らず
有料、それも下流部の無料Pの近く (300円) に停めてしまったようです (笑)
有料であれば、上流部にある駐車場が近くて便利 ( 滝まで5分 ) ですが、料金は季節変動で 五百円〜千円
体力と時間、そしてお財布の中身や近隣施設等の利用状況を熟慮した上で、停める場所を決めてください (^^♪