裏見の滝

栃木県の滝・日光市

裏見の滝

 日光三名瀑(華厳の滝、霧降の滝、裏見の滝)は、奥日光三名瀑(華厳の滝、竜頭の滝、湯滝)もあってちょっと紛らわしいのですが・・・

 さて、日光三名瀑の中で唯一日本の滝百選から漏れてしまっていますし、看板にも「比較的小さな滝です」などと記載されていましたが、なんのその、華厳の滝と比較すれば小さいかもしれませんが、ご覧の通りの素晴らしい滝です。私の訪問時は崩壊により滝の裏側には行くことができなくて少し残念でしたが、落差、水量共に申し分なく、さすが日光三名瀑の名にふさわしい滝と言えるでしょう。この滝の左側には荒沢相生滝があり、こちらも大変涼しげで、裏見の滝に彩を添えています。

【 看板より 】

 この滝は日光三名瀑の一つで、高さ約19m、幅約2mほどの比較的小さな滝です。滝を裏側から見ることができるため、この名がつけられました。芭蕉翁も奥の細道の旅の途中この地を訪ねております。寛永元年(1624年)奥州の出羽三山から荒沢不動尊が迎えられ、名僧天海の命によってこの滝のところに安置されました。そして男体山、太郎山、大真名子山への進行登山のための修行場となり、以来この地は荒沢と呼ばれ、行屋や茶屋などもでき、大変栄えたところです。

【 アクセス等 】

 国道120号線から北に伸びる県道195号線(裏見滝線) ⇒ 裏見の滝駐車場
駐車場から滝まではゆっくり歩いて15分程度です

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