竜化の滝
栃木県・那須塩原市
那須塩原を代表する滝、写真では何度も見ていましたが、実際に滝の前に立つと画像から感じていた規模を遥かに超えるスケールで出迎えてくれました。
落差は60m、水量も申し分なく豪快。また、滝だけでなく周囲の岩肌も黒々として荒々しく、滝とともにこちらに迫り来るような迫力があります。
そんな周囲の景観も、白い滝筋を更に引き立てていますし、桁違いの年月をかけて削り取られた様子は、滝のみならず大地の躍動感を感じさせてくれます。
ただ、特徴である削り取られた岩壁の隙間が狭い為に滝を見る角度が限られてしまう事と、下からでは一番迫力のある上段の滝つぼが全く見えないのが残念。滝壺がどのようになっているのか気になります。
【 現地案内板より 】
竜化の滝は、日光国立公園・那須塩原市の箒(ほうき)川支流(寒沢)に落ちる滝で、「塩原十名瀑」のひとつです。
「塩原十名瀑布」の中で最長の130mの滝は幅約5m、高さ60mで三段に分かれて流れ落ち、流れは岩盤を天に向かって力強く登っていく白竜の姿に似ており、自然の厳しさや美しさと迫力を兼ね備えた十名瀑随一の素晴らしさを誇っています。
周りの岩石はひん岩の岩脈で入り口付近の材木岩と同じ柱状節理をもっています。
【 アクセス等 】
国道400号線⇒ 駐車場⇒ 風挙の滝⇒ 竜化の滝
駐車場は広く、数十台が停められます。
駐車場からは20分前後