金剛の滝
まず、予想していた感覚と全く違っていたので驚かされました。
訪問前に東京にある滝として書籍や諸先輩方のHP等で見た事があり、何となく落差も大きいわけでもなく水量もそれ程でもないという事に加えて、滝前はある程度開けているような感覚があったからです。
また、小さいトンネルが掘ってあり、トンネルを抜けると出現するという前情報も頭の隅にありました。
さて、実際に訪問してみると、予想を遙かに超える小さなトンネル(笑)、対照的に予想を超えた滝の落差と水量に事前にあった感覚とのギャップが大きい事もあってか印象深い滝になりました。
加えて、勝手に滝は一つだと思っていましたが、本滝に出る穴の手前に別の滝があったのでちょっと得した気分にもなりました。
本題の滝ですが、落差はそれ程大きいものではありません、ただ訪問時は雨後で通常よりも水量は多い状態、滝のほぼ間近からの眺め、周囲も黒々とした岩壁に囲まれたような状態で中々の迫力です。
トンネルを抜けると飛沫が飛んできてマイナスイオンの渦の中に飛び込んだような感覚です。
<最初に見える滝>
<↓予想よりも遥かに小さかったトンネル>
最初は穴に気が付きませんでした(笑)
滝の形状が何となく違う事と、見えている滝の音にしてはあまりにも大きい音が聞こえてるので見回したら気が付きました。
穴は大人が腰を低くして(膝が地面につく程ではない)通り抜けられる程度の小さい素掘りの穴で、傾斜がありますので鎖が打ち付けてあります。
@桧原街道⇒旧道(小中野付近)⇒左側の橋を渡り |
A橋を渡りすぐに左折 |
B道なりに進むと左側に小さな橋があります |
C橋を渡ってからは道なりです。 |
アクセス方法は八王子側とあきるの市側からのルートがあるようですが、私はあきるの市側から訪問しました。 4WD車であれば入っていけると思いますが、林道終点(2,3台の駐車スペースあり)までは長い距離ではないので手前から歩いてもいいのではないでしょうか。 滝までの道全体を通して高低差はほとんどありませんが、林道終点からは遊歩道というよりも登山道気味、途中の踏み後が川のようになっている場所もありましたので、最低でもスニーカーでの訪問をお勧めします。時間としては、林道終点から約15分弱、林道入り口からも15分弱ですので、林道入口から歩いた場合でも余裕を見て往復約1時間(+滝見時間)程度です。 |