無名滝(背戸峨廊)
福島県の滝・いわき市
廻り淵を登ると目に飛び込んでくるのが二つの滝です。 この部分も廻り淵の一部なのかもしれませんが、少ない落差にもかかわらず形状の異なる両滝は、ともに趣があります。水量もあるので以外に迫力もあります。 |
【 アクセス等 】 県道41号線(JR磐越東線江田駅付近)⇒ 背戸峨廊入口
案内板 全コース8.4km、標準タイムが4時間半、私は撮影及び途中出会った方との会話を含め予定を大幅にオーバーの8時間程度かかりました。 観瀑及び撮影に時間をかけなければ5時間弱と思われますが、梯子や鎖場が頻繁にあり、危険箇所も多いので余裕をもって行動する必要があります。感覚としては登山道というよりも、必要最低限に抑えた梯子や鎖など少し手の加わった沢登りといった感じで、場合によっては足元が濡れます。岩を掴みながらの進む場所もあり軍手等用意されるといいと思います。 全体を通して山登り初心者な私が問題なく進めましたので、特別厳しい行程ではありません。ただし、気を許せば危険と思われる箇所は無数に存在し、安易な行動は禁物。 ということで、背戸峨廊滝群はお手軽な滝ではありませんし強烈な規模の滝はありませんが、個性溢れる無数の見事な滝と深山幽谷の雰囲気が漂う渓谷美が随所に感じられ、個々の滝ではなく渓谷全体が訪れた者に強烈な印象を与えてくれることでしょう。 地図上のマークは背戸峨廊入口付近です。 |