陣馬の滝
静岡県 富士宮市
富士山の西側、日本の滝百選 白糸の滝 の北側 (直線距離で約7Km) にある滝で、落差は小さいのですが幅があることに加え、主瀑のみならず周囲の岩からも絶え間なく水が湧き出しており中々の見応えです。
落差5m 幅20m 、滝壺に満たされている水の透明度と色合いがとても印象的、周囲の岩の造形を含め全体的な景観も良い雰囲気。
滝壺の透明度は非常に強烈、靴を脱ぎ捨て裸足で水の中へ・・・、冷たさも強烈で気持ち良い〜 ♪
滝前は開けており小石が敷き詰められた状態、高低差がなく安心して愉しめる場所、心地よい空間は誰もが癒されること間違いなし ♪
【案内板より】
陣馬の滝は、五斗目木川にかかる滝で、上流からの水の流れと、溶岩のすき間から湧き出す水が滝をなしている。
その様子に、白糸の滝と同じように、富士山麓の湧水の仕組みの一端を見る事が出来る。
鎌倉時代の初め、建久四年(1193年)のこと富士山の麓で巻狩を催した源頼朝が、日が暮れて滝の近くに一夜の陣を敷いた。
それから後その滝を陣馬の滝というようになったと伝えられている。
また、その夜のこと、滝壺からドンドンと太鼓を打つような音がしたので、不思議に思った頼朝は、次の日家来に滝壺を探らせてみた。
すると、滝壺から中が空洞になった太鼓の胴のような石が出てきた。その石は、太鼓石と名付けられ今に伝えられている。
(2004年11月中旬)
【 アクセス等 】
駐車場整備(20台程度)、遊歩道があり数分で滝前です。
【 駐車場 】 マップコード 312 112 384*03