阿吽の滝
<修善寺 奥の院> 静岡県の滝・伊豆市修善寺
弘法大師が修行したとされる場所にある滝で、落差は5m弱、残念ながら訪問時の水量は御覧の通り、見応えとしては正直ビミョ〜でした。
ただ、滝以外に目を向ければとても厳かな雰囲気の中、鳥の鳴き声が響き渡る心地良い空間、また、池には私の好きな鯉が優雅に泳いでおり、滝を見て感じていた物足りなさを補ってくれました。
境内は歴史の重みが感じられる素晴らしい空間、丁寧に手入れされた草木に加え、隅々まで清掃されておりとっても綺麗です。また広い駐車場が整備されています。
【 現地案内板より 】
奥の院は延暦10年(791年)に18歳の弘法大師が修行したところと言われている。
ここは馳籠の窟という岩洞があり、その岸壁には阿吽の滝と呼ばれる滝が懸かっている。滝の横には弘法大師降魔壇という修行石がある。大師は修行の適地とこの場所を選んだが、天魔地妖が多く修行の妨げとなり、住民も煩わすので、天空に向かって大般若の魔事品(まじほん)を書いたところ、金色の経文が空中に現れ、魔衆は窟に閉じ込められ、その後仏法が広まり国土が治まったと伝えられている。平成15年5月には周辺整備により、134種約15,000本の植物が植えられ、四季を通じて自然観察が楽しめる「阿字苑」が完成した。 (伊豆市)
【 アクセス等 】
修善寺ICの西、湯舟川沿いを西に進みます(詳細はマップ参照)。 所々、道幅が狭いので運転にはご注意ください。
滝は階段を登った先にあります。
【 滝前撮影ポイント情報 】
寺の中にある滝なので整備は十分、装いに関係なく誰もが気軽に立ち寄ることが出来ます。
滝前は開けていますが周囲には石仏が沢山、またそれらを守る柵等もあり撮影アングルの幅は大きくない印象です。