虹見の滝

栃木県日光市

虹見の滝
虹見の滝

 落差は約20m、水量も豊富で岩の間を末広がるように直下する素晴らしい滝です。
 遊歩道も滝の左右及び正面から眺められるよう整備され、様々な角度から優美な姿を楽しむことが出来ます。
 岩壁の間から見え隠れする川の流れ、橋からの望む鬼怒川の景観、滝口から川に注ぐ滝筋、途方も無い年月をかけて削り取られた岩肌等、どの場所からの眺めも優劣つけがたい独特の雰囲気があり見応えも十分です。

 マイナス要素は、観光滝ということで絶え間なく人の往来があり、落ち着いて眺められない事以外には見当たりませんでした。

 この滝のすぐ上流には 竪琴の滝 があり(同じ遊歩道)、虹見の滝と併せて楽しめます。

【 現地案内看板より 】

 滝のある野沢は角閃輝石閃緑ひん岩(かくせんきせきせんりょくひんがん)という火山岩の岩脈からできていて硬い岩ですが、本流の鬼怒川は流紋岩でそれ程硬くありません。
 その上、本流の鬼怒川は水流が多く、浸食作用が大きいことから合流点で河床の高さに差が出来て滝になったものです。このような滝を懸谷(けんこく)と名付けています。

【 アクセス等 】

 国道121号線沿いに土産店や軽食店等が併設された立派な駐車場が整備されています。
 ただ、日塩有料道路(龍王峡ライン)を利用するとパスしてしまうので、ご注意ください。



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