称名滝・ハンノキ滝

日本の滝百選】 富山県の滝・立山町

称名滝1称名滝2
ハンノキ滝1

 落差日本一を誇る滝で、当然ながら日本の滝百選にも選ばれています。
 落差は350m、といっても余りにも大きいので比較が難しいのですが、簡単に言えば東京タワーより高い位置から水が落下している事を想像してみてください。

 落差だけでなく水量もかなりのもの、規模が大きいため画像だと認識し難いのですが、雪解け水を集めて物凄い量です。滝前に響く滝音は勿論のこと、迸る水飛沫が物凄く、場所によってはあっという間にびしょ濡れです。

 とにかく、本当にこの場所が日本である事を忘れさせてくれるような素晴らしい滝であることは言うまでもありません。

 早朝でまだ誰もいない観瀑台、独占状態で滝との時間を楽しむことが出来ました。


滝巡りの話  第3話 『 きっかけ 』


 一番最初に目にした滝は何処だったのかを思い出そうとしても明確な答えは見つからないが、おそらく幼少期に連れて行ってもらった静岡県富士宮市の「白糸の滝」、若しくは栃木県日光の「華厳の滝」ではないかと思う。

 私はドライブが好き、見知らぬ道を駆け抜ける喜び、初めて目にする町並み、更には海・山・湖・川、自然風景との出会いは常に新鮮だ。その様々な出会いの中でいくつか滝を目にしているはずだが、目的はドライブであり滝はそのオマケのような存在。では、滝を観る事が目的となる きっかけ が何処だったかと言えば、この称名滝以外にない。

 そもそも黒部ダムに興味があり、訪問後に次は何処に行こうかと何気なく立山周辺の地図を眺めているうちに、称名滝の文字、調べてみれば落差日本一、当然興味が湧き次のドライブの行き先は決定。

 高速代を節約するため真夜中に東京を出発、全て一般道利用で明るくなり始めた頃に到着、東京から立山までを一般道で走破となると、ドライブ好きの私でもそれなりの疲労を感じていたはずだが、滝を前にしそんなものは一瞬で消え去ってしまう。

 偶然にも訪問前には知らなかった落差500mのハンノキ滝までも目にすることとなり、水量迫力ともに最高の状態であった。とにかく「二つの大瀑が滝壺へ落下する、その凄まじいエネルギー」にただ驚くばかり、私が過去に抱いていたそれまでの滝のイメージを根底から覆すものであった。

 実は称名滝に訪問したのは初回の一回のみ、滝の魅力を追い求め関東圏の滝をある程度は訪問した現在、改めてこの滝を眺めたらどのような印象を持つかわからない。ただ、少なくとも滝の魅力に惹かれるきっかけとなったことは間違いない。

 今後、何回この滝に訪問するかわからないが、いつか滝巡りの締め括りを迎える際には、改めてじっくりと眺めてみたいと思う・・・・。

 ん?いや待てよ?厳密には黒部ダムこそ「きっかけ」だったのか?
 「二つの水流が落下する凄まじいエネルギー」、これって称名滝とまるで同じではないか(笑)


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